旧市民会館(昭和40年開館)の老朽化に伴う建替え事業として2016年から工事が
進められていましたフェニーチェ堺の竣工内覧会に参加してきました。
フェニーチェはイタリア語で不死鳥を意味しているそうです、
堺は第二次世界大戦で焦土と化しましたが、不死鳥のように蘇るという思いを
込められた堺のメイン道路フェニックス通りに面して建てられています。
中世において堺はイタリアの自由都市ベニスのように繁栄していたと言われていて
イタリア語のフェニーチェと名付けられたとの事です。
南大阪最大のプロセニアム形式2000人収容の大ホールは3層バルコニー構造が
採用された大空間です。小ホールは312人収容、大小スタジオ・多目的ホール、
文化交流室等、様々な活動に利用可能な施設となっていました。
その他、イタリア料理の名店「ポンテベッキオ」が併設されています。
設計:柳澤孝彦+TAK建築研究所・MORIデザイン建築事務所設計共同体
施工:大成建設株式会社
所在地:堺市堺区翁橋町2-1-1
敷地面積:14,333㎡ 建築面積:8,883㎡ 延床面積:19,772㎡
構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 地下1階、地上6階
開館:2019年 秋