先日久しぶりに「ならまち」へ行く機会があり
今年4月にオープンしました鹿猿狐ビルヂングを立ち寄りました。
場所は興福寺五重の塔を望む猿沢の池近くの路地にあります。
ならまちの路地空間に馴染んだ瓦葺きの屋根で外観は町家風でありながら鉄骨造の全面ガラス張りで新しい和を表現していて
内部空間も木調のマテリアルで和モダンなイメージです。
コンセプトは、「路地を巡り出会う、触れ、学び、味わう奈良」奈良の魅力を発信する拠点となっています。
この商業施設は中川政七商店の鹿、猿田彦珈琲の猿、㐂つねの狐が集う場として「鹿猿狐ビルヂング」と少し風変わりなネーミングになったそうです。
1716年にこの地で創業した老舗「中川政七商店」日本の工芸を生かした生活アイテムを提供し、その品質の高さから世界中から評価を受けています。
1階正面には関西初出店となる猿田彦珈琲、厳選した生豆を生産者と直接取引しこだわりの珈琲を提供しています。
「㐂つね」は東京代々木にあるミシュラン一つ星店「sio」がプロデュースしている、すき焼き料理をメインに提供しているレストランです。
3階にはコアワーキング「JIRINじりん」があり奈良のスモールビジネスを生み出す「N.PARK PROJECT」の拠点となっていて
中川政七商店の様々なイベントを開催しているそうです。
開 店:2021年4月14日
場 所:奈良市元林院町22
営業時間:中川政七商店/10:00~19:00
猿田彦珈琲/9:00~21:00
㐂つね/11:00~15:00
17:00~21:00
建築設計:内藤 廣(建築家・東京大学名誉教授)