[2022 ARCHITECT RESERCH]6.26 門司港レトロ

 

新規プロジェクトに向けて門司港レトロへ視察に伺いました。

門司港は明治に開港してから約130年、かつて国際貿易の拠点として栄えた当時の面影を偲ばせる明治から昭和に建築された

煉瓦作りの趣のある建物により古い町並みが残されていて現在はレトロな雰囲気と都市機能をミックスさせた

都市型観光地として人気を集めています。

 

その中でも門司港駅は大正3年に建築されたネオ・ルネッサンス様式の建築で1988年に日本で初めて国の重要文化財に指定されています。

老朽化に伴い2012年から約6年間をかけて改修工事を行い2019年に大正時代の創建時の姿に蘇りました。

駅舎だけでなくホームの上屋も木造で出来ていて連続した構造がとても美しく、またノスタルジックな雰囲気を味わえます。

唯々保存され博物館化しているだけでは無く現役で使われているのがとても意味のある事だと思います。

なんと駅舎で重要文化財に指定されているのは東京駅と門司港駅だけだそうです。

 

それから門司港のランドマーク的な建物、イタリアの建築家アルド・ロッシによって手掛けられたプレミアホテル門司港があります。

エントランスに大階段があり、とてもインパクトのあるデザインでありながらレトロな街並みに溶け込んだ建築物です。

なんと言っても立地の良さで窓からの景観も含め計画されていてレトロな街並みが切り取られ関門海峡を望める客室もあり

インテリアを担当した内田 繁氏のデザインと建築が上手く調和しています。

さらに夜になると周辺がライトアップされ昼間とはまた違った異国情緒あふれる雰囲気になります。

 

他に海峡を挟んで下関側にもレトロなスポットが有り一帯が観光地として賑わっていました。

 

 

場  所:門司港レトロ:福岡県北九州市門司区港町

 

 

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